少し前のことにはなりますが、トイレットペーパーの品薄が話題となりました。
なぜ品薄になったかと言うと、Twitterにてデマが発生したからとのこと。
どんなデマかと言うと、
ティッシュペーパーやトイレットペーパーはマスクと原材料が同じだから品薄になる
トイレットペーパーは中国産だから輸入量が減って品薄になる
このデマによって、店舗から一時的ではありますがトイレットペーパーやティッシュペーパーが姿を消しました。
まず、このデマが発生したことは事実です。
デマによって買い物に急いだ人がいることも本当でしょう。
ただ、これがデマかどうか判断が効かない人も一定数いるのは仕方ないです。
デマを流した人間が一番悪い、という認識は忘れないであげましょう。
しかしながら、全国で一斉に品切れになるレベルで買い占めが起こるほど、みんながデマに流されたかと言えば違うと思います。
これにはメディアの後押しがあったと考えます。
メディアの報じ方
テレビを中心とした主要メディアはデマであることは触れながら、スカスカになった棚や買い占めによって購入できなかった人のインタビューを延々と流していました。
メディアは、「デマだと触れているし事実なんだから良いだろう」という大義名分の元、「引きのある映像」を求めてスカスカの棚を映しているということです。
あのスカスカの棚や困った人の映像を見た国民はどうするでしょう?
恐らく、不安になりドラッグストアやスーパーマーケットに向かったでしょう。
これはデマの影響ですか?
メディアが煽って起きた「二次災害」だと言えます。
しかし、「Twitterのデマに踊らされた人々」というスタンスをメディアは続けます。
これはネットに対するアンチテーゼも含まれると思います。
メディアに対して、間違っていると国民は示し続ける必要があります。
新型コロナウイルスの話題についても、感染者数をクルーズ船の人数をあえて含めて報道したり、
PCR検査をもっと受けさせるべきと煽ったり。
ただ、国民は聡明で正しい判断が出来ると思います。
奢り昂ったメディアには厳しい目を向けてあげましょう。