時事問題

新型コロナの感染者に関わる報道について

今日も新型コロナウイルス関連についてです。

とにかく最近はこの話題ですが、メディアやマスコミの新型コロナウイルスの報じ方に疑問を覚えたので、書いてみます。

 

感染者の地域

 

まず、気になるのが感染者の地域に関わる報道です。

○○県で初の感染者!

○○県で何人感染!

など、よく見かけませんか?

個人的に思うのが、その地域や県で初めての感染者が出たと言われても、どうにもならないし何を思えば良いのだろう?ということ。

もちろん、お住まいの地域でも感染の恐れがあります、といった注意喚起の役割は果たしていると思いますが、その注意を煽るような時期はもう過ぎたと思います。

(みんな十分注意や対策をしていますし、新型コロナウイルスを悪い意味で身近に感じている人が大半では無いでしょうか?)

 

やはり「初」という響きを重視した、いわゆる「ウケ」の良い情報としての取り扱いなんだろうと思います。

全国放送のテレビや新聞で取り扱うのは、全国の感染者数情報で十分なのでは無いでしょうか?

 

 

感染者数は分かったけど、回復した人はいるのか?

 

連日、何人が感染したというネットニュースの見出しやテレビ報道は多く見かけますが、何人回復したなどの情報はほとんど発信されていません。

感染者に関わる報道が多くあることによって、確かに日本人には危機管理の意識が高まったと言えると思います。

しかしながら危機管理の意識を煽り過ぎて、プラスの情報がなかなか発信できないでいるのでは無いでしょうか。

 

事実として回復者は3月10日時点で102名いることが調べた上でわかりました。

 

回復者の情報は国民にとっても励みになりますし、前向きな空気を作っていける大事な情報だと思います。

 

マスコミには煽るだけでなく、前向きな空気を作ってくれる後押しをしてもらいたいと思います。