新型コロナウイルスの影響を受け、政府が全国民に一律10万円を給付することを決めました。
決めるまでにも二転三転、金額も30万円だったり条件も複雑だったり、いろんなことがありましたが最終的な着地点としては悪くないのかなと思います。
そんな一律給付ですが、所得制限が無いことや高齢者にも給付されることに疑問の声が上がっています。
私は年金暮らしの高齢者に給付することに大反対です。
所得制限について
所得制限が無いことについては、賛否両論ありますが私は仕方ないと思います。
所得制限を行うには「何円から」という基準を明確にする必要があります。
この「何円」を決めるのは非常に難しく、時間がかかる懸念があることが理由の一つです。
そして高額所得者であっても大幅な減収の人は存在し、「元々の収入」で判断されるのはかわいそうだと考えました。
さらに給付に関しては「手を挙げた人のみ」発言がありましたが、本当に高額所得者であれば辞退する人も一定数いるだろうし、そこにこだわりは必要ないと思います。
年金受給者の場合
まず年金受給者は今回のコロナの件で「減収」は起きません。
なぜなら年金の金額は変わらないからです。
そして年金受給に関しては明確に「65歳」という基準が存在します。
そこの基準で一律に給付をしないことは難しいことではありません。
そして何より高齢者ほど、この緊急事態に外出をしたり、外で遊んでいる子どもに不要な外出だと目くじらを立てて通報したりしていて協力している様子が見られません。
そして何より致死率が高い、そのリスクがある。
医療費が人一倍かかる世代でもあるのです。
だからこそ、一番に大人しくしなきゃいけないのにそれができない。
「近頃の若者は」と言うのなら今回の給付は未来のために辞退する高齢者の「気概」を見せていただきたいと思います。
最後の抵抗
そうは言っても高齢者を省くことは現実的ではないかもしれません。
せめてもの抵抗でオンラインでの手続きによる給付を目指してもらいたいです。
市役所の窓口なんて活用したらそれこそ感染拡大に繋がります。
その理由を盾にしてオンラインの手続きを進め、高齢者の給付はどんどん後回しにして欲しいと思います。
まず何より我先にと高齢者が給付をしてもらおうとすること自体、相当おかしいですけどね。