4月7日に発令された緊急事態宣言(効力は8日から)によって、世の中がより一層の自粛ムードに包まれましたが、それでも自粛を出来ない人間も一定数います。
もちろん「禁止」だったり「制限」では無い「自粛」なので個人の判断になってはしまいますが、それこそ「モラル」の問題だと個人的には思っています。
そんな中、今、1番自粛出来ない人たちが集まるのは早朝のドラッグストアです。
なんで高齢者は外出しているの?
まずマスク買わずに家にいることが1番の予防だと思いますし、働いている人や子どもがいる方がマスクを優先して手に入れるべきなのに、自分のことしか考えられない高齢者には本当に呆れてしまいます。
またテレビで放送された巣鴨の様子では「人がかなり減っています」とナレーションを入れていましたが、見た目にはとても減っているように見えませんでした。
https://twitter.com/er1_ccca/status/1248188746182168577
原宿の若者より巣鴨のジジババの方が自粛できてないじゃん。
河原でも高齢者の方が群れてウォーキングしてるの見ると閉口する。
— カブト虫の季節 (@isseissay) April 9, 2020
twitterでも同様な意見が多く見られました。
メディアは若者に必死に自粛を呼びかけ
しかしメディアはやはり「自粛出来ない若者」を作りたいのか、若者に関する報道を中心に展開します。
もちろん、「自粛出来ない若者」は存在します。
しかしながら同数以上の「自粛出来ない高齢者」がいるのは事実だと思います。
そしてメディアの「若者は高齢者にうつして重症化の恐れがあるから気をつけて」的な報道。
私は「高齢者が若者にうつす」のも充分困りますけど?と思います。
感染拡大のリスクは年齢関係なく、みんなが気をつけるべきですが死亡リスクが高いのは高齢者です。
それなのに、仕事もあるわけでないのに、どんな理由で外出していくのでしょうか?
メディアが果たすべき役割
デマを煽るような報道だったり、若者を煽るような報道をしているのはやはり「ウケ」の良さなんだと思います。
その「ウケ」は高齢者に向けてのもの。
やはり新聞だったりテレビを見る若者は減少傾向で、高齢者の引きが大事だというのが本音なのかなと私は感じました。
高齢者は「特に」危ないから必ず自宅待機するように、と声を大にして伝えてくれるメディアが日本の致死率を抑える最後の砦となれば良いなと思います。
書いておきながらなんですが、そんなことは無いだろうなと諦めている自分もいます‥