とにかく猛威を振るう新型コロナウイルスですが、感染者数も1日あたり100人増えるのは当たり前のような状態になっており、いよいよ緊急事態宣言を出すのではないかと言われています。
この緊急事態宣言もこれだけ差し迫った状況ですら出せていないという、難しい判断や政策なわけですが、それ以上に難しいのは「マスク買えない」問題です。
マスクが店頭から消えて2ヶ月‥
新型コロナウイルスが日本で確認、流行かという報道が1月下旬にされてからマスクが一気に売れ、店頭から無くなってしまいました。
店頭から消えた要因として「転売屋」が挙げられていましたが、現在では転売出来ないように法整備され転売目的の購入は大幅に減ったとされています。
転売目的の購入が無くなったのになぜ買うことが出来ないのか?
それは皆さんご存知の通り、朝から並んで購入している人がいるからです。
朝から並べる人は何なんだ?
仕事柄、朝早くから活動することが多いのですが相当早い時間(開店2時間前)ぐらいから列を作っているところをよく目撃します。
朝ドラッグストアに出勤すると、開店1時間以上前なのに20人程度既に行列が出来ています。
従業員より先にきて駐車場の入り口開けて入り、椅子を持参しての行列。
私達が開店準備をはじめるとマスクが無いかを自動ドアの向こうからチェックされる。
コロナよりお客様が怖い…。#ドラッグストアの現状— snow-smk (@yusayumi) March 29, 2020
店員さんも怖い思いをされているようです。
そしてその先頭はほぼ高齢者。
家族なのか知り合いなのか、おしゃべりをしながら開店を待っているようでした。
もちろん列の中断辺りからお母さんなのでしょうか、お子様のためのマスクを買い求めているであろう人の姿もちらほら。
高齢者は何のために?
これは主観が強く個人の気持ちが入ってしまうのですが、お母さんが子どもや旦那さんなど家族のために購入する気持ちはわかります。
高齢者の方は何のためなのでしょうか?
確かに、高齢者の方も家族がいて子供もいて、そのために購入している人もいるのだと思います。
ですが、高齢者は死亡リスクが圧倒的に高いです。
そして高齢者の方は一度だけでなく「何度も」購入しているケースが多発しているようです。
それはもはや「買い占め」ではないでしょうか?
死亡リスクが高く自宅待機すべき高齢者がマスクを買いに出かけ、朝から並んで買い占め、仕事や社会を動かす現役世代が購入できない。
これはおかしくないですか?
もっともっとメディアは朝から並んでいる高齢者に注意喚起になるようなメッセージを出して欲しいですし、マイナンバーカードなどを活用して満遍なく購入できる機会づくりなど出来たら良いなと私は考えました。