時事問題

【外出自粛】ロックダウンの現実性【首都封鎖】

今回も新型コロナウイルスに関する話題です。

3月28日時点では感染者数が約1,500人であり、1日で112人増加しました。(クルーズ船は除く)

 

急激な感染拡大を防ぐため、この週末27日、28日には東京で外出自粛が要請されました。

初日の27日は外出している人も実際に減り、一定の効果があったのではとの報道もありました。

 

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これは都の自粛要請に対して一般企業が協力的だったこと(店を閉める、休業するなど)がプラスに作用したと考えています。

ただ、これ以上感染拡大が治らない場合にはもっと強い措置、いわゆる「非常事態宣言」の発令も現実的なものになるでしょう。

 

ロックダウン

 

ロックダウンとは一般的に「首都封鎖」という意味合いがあります。

封鎖なので人の行き来が出来なくなることが一番の影響でしょうか。

諸外国ではそれに加えて外出の禁止、出社の禁止、食料品など必需品を取り扱う店舗以外の営業禁止など、「封鎖」の意味合いにとどまらず様々な「禁止」を設けるケースもあるようです。

 

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今回話題になっているのは「東京」の「ロックダウン」です。

ですので、東京から出られなくなる、というのが一般的な考えです。

 

ただ、これは人の移動の制限の話を含みます。

 

日本国憲法第22条

    移住移転の自由

 

基本的人権の尊重に触れる部分でもあります。

 

ですので、東京都だけの判断で容易に出来るものでは無いはず。

なので「要請」に留めていると言えます。

 

緊急事態宣言

 

そうなれば政府の緊急事態宣言が根拠となればロックダウンも可能となるような気がします。

逆に言えば緊急事態宣言無しではロックダウンはあり得ないとも言えます。

 

ですので、「緊急事態宣言」と「ロックダウン」はワンセット、安倍総理の決断に注目が集まります。