新型コロナウイルスに関して、東京都の小池百合子知事が3月25日に週末の不要不急の外出自粛を要請しました。
これは東京都の一日の感染者数としては最大の41名の感染者が発生したことを受けての措置です。
会見においては「感染爆発の重大局面」というかなりの危機が迫っていることを念入りに伝えていました。
このままではロックダウン(都市封鎖)もありうるとしており、都民のみなさまのみならず国民として自分の行動を律するよう協力していきたいです。
繰り返される買い占め
しかし、残念なニュースが一つありました。
週末の自粛要請に合わせた食料や日用品の買い占めです。
小池知事の会見後、都内のスーパーでは行列が出来るほどのお客さんがいたそうです。
あくまでも今回は「自粛要請」なおかつ「不要不急の外出」に対してのものなので、スーパーマーケット等は営業されるのだと思います。
冷静に考えていれば、買い占めなどする必要はないはずです。
必要な人が必要な時にだけ買うことは不要不急ではないはず。
困っているときはお互い様で、必要な人に必要なものが手に入るようになってほしい。
また、今回同じようなメディアの報道があれば買い占めの勢いが増してしまいそうです。
このままでは‥
このままでは知事の発言通り、「ロックダウン」も現実的なものになってしまいます。
また、国としても「非常事態宣言」を発令しなければならなくなる恐れもあります。
小池知事の「お一人お一人の行動が社会に影響をもたらすという自覚を持ってもらい、難局を皆さまとともに乗り越えていきたい」という言葉の通り、今一度自分の行動を見つめ直す必要もあるかと思います。
まだまだ油断出来ない状況だと認識し、緩めすぎることなく日常を保てるような努力が求められると考えました。