連日報じられている新型コロナウイルスに関する話題ですが、ついに1日における感染者数が100人を超えてしまいました。
これは初めてのことで、感染者数の累計は1,387人になりました。(クルーズ船は除く)
今まで感染者が何人と言われても、市中感染者がいる恐れがあると言われていても、世間は深く気に留めることなく、むしろ「気付かないフリ」をしていたのだと思います。
しかしながら、今回の1日で感染者数100人越え、外出自粛要請、有名タレントやスポーツ選手の感染を受けて、他人事だと思えなくなった人も多いでしょう。
もちろん恐怖は感じますが、過度に恐れたり不必要な買い占めや買い溜めをしてしまうことも世間にとっては良くないです。
今回の記事では思うことを2つ挙げてみました。
感染者数は累計
以前の記事で取り上げたように「感染者数」はあくまでも「累計」です。
今現在、世の中に1,300人の感染者がいると言う意味ではありません。
極論を言えば「感染」したら「死ぬ」か「治る」しかないです。
ですから、治っている、回復をしている人も一定数いるはず。
そこの報道も併せて行なって欲しいと思います。
感染は止まることはない
世の中の風潮として、感染をゼロにすることをゴールとしているようですが、個人的にはゼロになることは少なくとも数年単位でないと難しいと考えています。
ですから、感染が完全に無くなるということはしばらくは無いと思います。
増えていく、嵩んでいく感染者に対してどうするのか。
これは逼迫した問題だと考えます。
病院のベット数には限度があり、さらに人工呼吸器などはさらに少なくなります。
やはり従来通り、重症者に対して医療リソースを使っていく方針で良いと思います。
しかし、軽症者に対して全て入院させていたら限界が必ず訪れるはずです。
自宅待機や寮やホテル等の借り上げなど、他方面への切り替えが出来れば素晴らしいと思います。
そのためには法改正、法の根拠を用いて国民を納得させる必要があります。
それが政府に出来るのか、私たちは注視していくべきだと考えました。