時事問題

【新型コロナ】感染者が回復しても「感染者数」が減らないのはなぜ?

 

今回も新型コロナウイルスに関する話題です。

3月23日時点で日本における感染者数は1089人、死亡者数は41人となっています。

(クルーズ船の乗客は除きます)

計算すると致死率は3%強になるのですが、検査の絶対数が少ないため実際の致死率はもっと低いと言われています。

 

 

PCR検査は不要?そもそもPCR検査とは?連日のようにやまない報道がなされている新型コロナウイルスについての件ですが、 3月1日現在では、感染者数241名、死亡者数5名(クルー...

 

 

イタリアでは感染者数が約59,000人、死亡者数が5,476人と厳しい数字になっているのは連日の報道で知られるところかと思います。

イタリアの新型コロナウイルスによる致死率は9%を超えており、世界各国の中でも特に苦しい状況となっています。

 

 

イタリアの新型コロナウイルスの致死率が○%!?とにかく話題の新型コロナウイルスの件ですが、今回は海外での流行について取り上げます。 まず、日本国内における感染者数は502名、死...

 

 

 

ここで気になる点があります。

 

 

「感染者数」って何?

 

 

それは感染した人数のことでしょう?

と言う方が大半だと思います。

もちろん、それは正解です。

 

ただ、現実には回復した人もいます。

回復をすれば陽性だった人が陰性になるということです。

しかし、回復した人がいるのにも関わらず、この「感染者数」は減ることはありません。

「感染者数」は累計なのです。

 

 

まとめ

 

 

「感染者数」は累計の数字なので、いくら回復しても減ることはありません。

もちろん、感染症の専門家では感染した人の数を数えることに意義があるため、感染者数は累計で計算するのは当然と言えば当然のことですね。

 

しかし、連日報道される「感染者数」では、現在日本に1.000人の感染者がいる、という様な印象を与えます。

 

メディアには「感染者」がどれだけ回復しているのか、重症者はどれぐらいいるのか、リアルな現状をもっと伝えてもらえたら良いなと思います。