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午前中があるのに午後中と言わない理由は?

午前中はあって午後中と言わないのはなんでだよ!!

 

これはみなさん疑問に思ったことがあるでしょう。

日本語の難しさを痛感します。

午前中までに行きます!

午前中までに済ませます!

なんてよく聞きますが、午後中に行きます!とはあまり言いませんね。

 

その疑問に単刀直入に答える‥その前に!

疑問点を整理してみました。

 

①  ○○中という言葉

まず考えるべきは○○中という表現です。

例えば

  • 今日中
  • 食事中
  • 勉強中
  • 会議中   ‥など

日常で使われる○○中という言葉は意外と多く存在します。

これらの共通点を考えると見えてくるのは‥

○○中には必ず終わりがある、と言うことです。

ですから、”午前中”の終わりは正午で、午後中の終わりは‥??

怪しいですね!

 

○○中という表現には終わりが明瞭である必要があります

 

②  午前は何時から何時まで?

 

いや、こんなのわかりますって!

と聞こえてきますね‥すいません!

午前は0:00〜11:59

午後は12:00〜23:59

ですよね。

 

ですが、”午前中”と言われた時に、上記の時間は当てはまるでしょうか?

と言うのも、深夜の2時や3時も”午前”でありながら、”午前中”とは使いませんよね?

この辺りも重要なポイントとなりそうです。

“午前中”の始まりについては明瞭な時間は求めれられていないことがわかります。

 

始まりの時間を明瞭にする必要にする必要はなさそう

 

③ 仮に午後中があるならば?

 

午後中について考えると逆に始まりは明瞭で正午になるかと思われます。

では終わりは何時でしょうか?

②で説明したように、午後は深夜23:59ですが、それであれば今日中という表現が一般的であると考えます。

なぜ‥?

これを解き明かすには”午後”の定義づけが必要になります。

 

④ 午後ってなに?

 

午後という言葉が持つ意味を調べてみました。

すると、

1,正午から午前0時までの時間のこと。

2,正午から夕方および日没までの時間帯のこと。

1については、③で説明をしたように、夜の22時や23時までの時刻を終点とした時刻設定は社会において一般的ではなく、常用する機会はなかなかありません。

また、2については”○○中”に必要な明瞭な終わりが存在しません。

 

結論

ここまでグダクダ説明してきましたが、結局は

“○○中”という表現には明瞭な終わりが必要だが、

午後の終わりが明瞭じゃないから午後中と言わない!

ということになります。

 

まとめ

午前中には正午という一般的に明確な終わりがあるが、午後中は終わりが不明瞭のため一般的には使用されない。

 

 

感想

まあ昼中とかも言わないけど、午後だって23:59には終わるんだから明瞭といえば明瞭な気もするけど、それは言わないお約束‥

午後中の代わりは今日中と言う言葉が果たしているんだな〜