【スペインで不要不急の労働禁止】日本はどうなる？

新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの外出自粛要請が出た週末もまもなく終わりますが、世界ではより深刻になっている模様です。

スペインでは感染者数が72,248人、死亡者数が5,690人とものすごいペースで増加しています。

致死率も7.8%と8%に近い水準であり、非常に深刻な事態となっています。

不要不急の労働禁止

そんな中スペインのサンチェス首相は「不要不急の労働禁止」を表明しました。

正しくは「不要不急の経済活動をやめて、労働者は２週間自宅待機をすること」です。

不要不急な仕事

人々の生活を維持するために最低限必要な仕事のこと。

具体的には料品店や薬局、金融機関など

これはもちろん感染拡大の度合いがひどく医療崩壊が起きている状態があるため、移動の制限を元に感染のリスクを下げる狙いがあります。

今まではどうしていたのかと言うと、14日から外出を制限していました。

外出制限があったものの、仕事を理由とした外出は認められていたとのことです。

ここで大事なのは外出「自粛」ではなく外出「制限」だったこと。

日本の現状は「自粛」なので、もう一歩先に進んでいた状況です。

日本は現在自治体の要請のもと、自粛が浸透しています。

しかし一部の高齢者を中心に自粛の概念をわからない行動をしている人がいることも事実です。

自粛で収まりが付かなければ、次は緊急事態宣言による禁止や制限が入り、やがては「労働禁止」、「経済活動の停止」になってしまいます。

中国やアジアでの感染拡大を鼻で笑っていたヨーロッパが今大惨事になっています。

日本も他人事と捉えず、感染拡大を抑える行動を心がけたいと感じました。